【2022保存版】「社会人はどのkindleを買えばいいのか?」という質問が解決してしまう魔法の記事

Kindle

kindleって、たくさん種類があって「結局どれが自分に合っているの?」と購入前に悩んでいる方は多いです。kindleの購入を検討して「kindle どれ?」みたいな検索ワードを叩いて出てくる検索結果のほとんどはスペック比較表が載っている記事。

「比較は分かった。で、結局自分に合うkindleはどれなんだろう」と悩みは解決しないままです。実は私も購入前はそうでした。

選び方のコツは、自分のライフスタイルで「ここは妥協できない」という部分を明確にすることです。次にkindleの違いをこの記事で把握すればいいのです。

大まかで良いので、kindleの種類を把握し、価格設定の法則を理解できれば、あなたにピッタリのkindleが分かります。いや、「分かる」というより「導かれる」感覚に近いです。

中学校の数学で連立方程式に数字を代入して、解ける気持ち良さに似ています

私は2020年にkindle Paperwhiteで電子書籍デビューし、毎日kindleリーダーを利用して、端末それぞれのポジションが分かってきました。

この記事では、あなたのライフスタイルという観点を大事にして、kindleの違いを解説し、あなたに合ったkindleを提案します。

「kindleを選ぶ時の悩み」という方程式に、「この記事」を代入すれば問題は解決してしまう、というあなたの背中を押す内容です。早速、一緒に解答していきましょう。

kindleを使う環境をイメージします

テスカトリポカ 佐藤究

選び方のコツは、自分のライフスタイルで「ここは妥協できない」という部分を明確にすることです。あとはkindleの違いをこの記事で把握すればいいのです。価格はこの後の検討項目に入れますので、まずは価格抜きで使用目的をしっかりイメージしてください。

まずは以下3つの質問に2択で答えてみてください。

3つの質問
  1. 風呂場・プールサイドでも読みたい
  2. 小説や実用書(四六判など)がメインになる
  3. 自宅以外でも使用する

上記の質問で特に重要視している項目はどれでしたか?1つ選んで下に進みます。あなたが使用を想定している条件を満たすスペックがわかります。

質問からの提案
  1. 防水性能のある・なしのスペックを確認
  2. デバイス容量のスペックの確認
  3. フロントライト・解像度のスペックを確認

例えば1.風呂場・プールサイドでも読みたいが重要視している質問だったなら、防水性能のある・なしを確認する。防水なしは無印kindleのみです。つまり風呂場で読みたい人は無印kindleを選ぶと希望を満たせないということです。paperwhite、Oasisから選択していきましょう。

kindle
(無印)
paperwhitepaperwhite
シグニチャーエディション
Oasis
×
防水性能 IPX8等級

2.小説や実用書(四六判など)がメインになるが重要視している質問なら、容量の8GBか32GBかを確認します。8GBでも小説だけなら数千冊が入ります。マンガなども追加するなら32GBの選択をしてきましょう。paperwhiteで32GBを希望ならシグニチャーエディション一択ということです。

kindle
(無印)
paperwhitepaperwhite
シグニチャーエディション
Oasis
8GB8GB32GB8GB/32GB
デバイス容量

3.自宅以外でも使用するが重要視している質問なら、明るい屋外でも快適に読めるようにフロントライト数や解像度のスペックを確認しましょう。paperwhite、Oasisから選択しましょう。だんだん気づいているかもしれませんが、1.風呂場・プールサイドでも読みたいで防水を選択したなら自然と2.3.の質問も無印kindle以上のスペックになります。

kindle
(無印)
paperwhitepaperwhite
シグニチャーエディション
Oasis
解像度(ppi)167300300300
フロントライト(個)4171725
解像度・フロントライト数

質問で希望を満たすデバイスが見えてきたところで一旦確認

デバイスの特徴を一言でまとめます。

各kindleを一言で
  • 無印……最安で唯一防水性能がない。容量は8GBのみ(広告あり/なし)
  • paperwhite……一番バランスが良い。容量は8GBのみ(広告あり/なし)
  • シグニチャーエディション……paperwhiteの上位モデル。容量は32GBのみ(広告なし)
  • Oasis……ハイエンドモデル。容量は8GB/32GBから選べる。(広告あり/なし)

社会人にはkindle(無印)はやや物足りない

上記の質問1~3を含めて比較します。(太字部分)

kindlepaperwhiteシグニチャー
エディション
Oasis
ディスプレイサイズ6インチ6.8インチ6.8インチ7インチ
1.防水性能×
2.ストレージ容量8GB8GB32GB8GB/32GB
3.解像度(ppi)167300300300
3.フロントライト(個)4171725
色調調整ライト×
明るさ自動調整× ×
充電ポートMicroUSBUSB-CUSB-CMicroUSB
質問1~3のまとめ

無印は唯一防水性能がなく、容量も8Gのみ。室内猫のように「室内kindle」であれば良いですが、無印よりもpaperwhiteをおすすめします。

一番売れているのがコストパフォーマンス抜群のpaperwhiteです。そしてpaperwhiteも通常版とシグニチャーエディションがあります。結論はシグニチャーエディションをオススメします。理由は3,000円の価格差以上にメリットが大きいということです。詳細な理由は別記事にありますのであわせてどうぞ。

≫ kindle Paperwhiteはシグニチャーエディションを選択するべき3つの理由

Oasisはハイエンドモデルですが、シグニチャーエディションにアドバンテージを浸食されつつあります。タイミング的にそろそろ新oasisが出そうなので、2022年夏の時点では「ステイ」の判断です。

大まかに希望を満たせるkindleが選べましたか?では次に価格を含めて検討していきます。

価格設定の法則

大まかに希望を満たせるkindleが選べたら、次は価格を含めて検討していきます。

実は同じモデル内での価格差には法則があります。

各kindle最低価格
  • kindle(無印) 8,980円~
  • paperwhite 14,980円~
  • シグニチャーエディション 19,980円~
  • Oasis 29,980円~

この最低価格に下記の価格差が上乗せされます。

  • 広告あり→なし……+2,000円
  • 8GB→32GB……+3,000円
  • wi-fi→wi-fi+4G……+6,000円

広告ありと広告なしは、どうやって決めるか

「広告あり」というのはkindleのスリープ画面やライブラリ画面に、ストアやKindle Unlimitedなどの広告が表示されます。読書中は一切表示されませんのでご安心を。

おすすめは「広告なし」です。読書中は表示されないとはいえ、どんなに小さな広告でも、無意識に脳のリソースは削れら続けます。2,000円上乗せでストレスが軽減されます。広告のあり・なしは購入時にしか決められません。後からの変更はできません。

個人的に「広告なし」がデフォルト設定だと思っていますので、「2,000円追加で広告を外す」というより「2,000円安い分、広告がつく」という表現がしっくりきます。

接続方法のwi-fiとwi-fi+4Gはどうやって決めるか

4G接続はハイエンドモデルの「Oasisの32GB・広告なしモデル」をベースに6,000円上乗せした設定しかありません。結論は4Gにする必要はありません。理由は4Gの通信はAmazon負担ですが、外出先でkindleからストアをのぞいて購入することはほぼありませんし、容量の大きい書籍の場合は結局wi-fi接続を求められます。

スマートフォンがあればテザリングできますし、kindleストアの検索はkindle端末ではなく、スマートフォンやタブレットの方が快適です。

上乗せする予定だった6,000円はkindleケースなどのアクセサリーや書籍購入にまわしましょう。

【最終局面】価格を含め自分にベストのkindleを導く

先ほど、購入を検討したkindleの広告あり・なし、と上位のモデルを価格一覧を参考にして、再検討します。ストレージ(8GBと32GB)と広告(あり・なし)を2つ選択できるのはOasisだけです。そのため価格帯が11,000円と広いです。

kindlepaperwhitepaperwhite
シグニチャーエディション
Oasis
(8GB)
Oasis
(32GB)
最低価格8,980円14,980円19,980円29,980円32,980円
広告あり8,980円14,980円29,980円32,980円
広告なし
(+2,000円)
10,980円16,980円19,980円31,980円34,980円
容量8GB
容量32GB
19,980円
接続方法wi-fiwi-fiwi-fiwi-fiwi-fi+4G
40,980円
各kindleの価格一覧

先ほど、「無印よりもpaperwhiteをおすすめします」という理由は価格の面からも言えます。無印kindle(広告なし)は10,980円です。これに4,000円上乗せすれば、広告付きですが、paperwhiteが見えてきます。防水機能、ディスプレイサイズ、解像度やフロントライトの数も増えます。6,000円上乗せすれば、paperwhiteの広告なしも選択肢に入ってきます。

kindle(無印)8GB 広告なしは4,000円上乗せすると↓のpaperwhite(最安)を狙える。

paperwhiteも3,000円上乗せでシグニチャーエディションが見えてきます。詳しくは別記事にて。

≫ kindle Paperwhiteはシグニチャーエディションを選択するべき3つの理由

圧倒的な読書体験をするならOasisですが、今年(2022)のプライムデーでは驚異の10,000円引きでした。そろそろ新世代が登場するかもしれませんので、チェックの継続が必要ですね。

【まとめ】あなたの知的なパートナーが決まりました!

まだ、最後まで決まっていない方、一般的に言われているざっくり場合分けを載せていますので参考にどうぞ。しかし、最終決定はあなたです。たくさん悩みましょう。

一般的な場合分け
  • とにかく安いのが欲しい!全kindle最安! → kindle(広告あり)
  • お風呂で読みたい!最安で!→paperwhite(広告あり)
  • 屋外で読みたい!→paperwhite、paperwhiteシグニチャーエディション、Oasis
  • USB-C、ワイヤレス充電ほしい→paperwhiteシグニチャーエディション
  • 漫画も入れるのでストレージは大きいの!→paperwhiteシグニチャーエディション、Oasis
  • 物理ボタン、好きな言葉は「人間工学」!→Oasis
  • 通信は4Gじゃなきゃヤダー!→Oasis

まだ決まらない方っていますかね?少し時間を置いてこの記事に遊びに来てください。なにかしらの発見があれば幸いです。

【おまけ】kindleUnlimited(定額読み放題サービス)は必須ですよ

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