遠出よりも近場へ日帰りといった小旅行がブームになっていますね。そんな小旅行に「社会科見学」という味変した体験を加えてみませんか?
実は大人になっても、大人になったからこそ社会科見学が必要です。大人の社会科見学です。
結論、大人に社会科見学が必要な理由は以下の3つです。
- 普段行かない場所で刺激を受けることができる
- 構造物が作られた背景を知ることができる
- 子どもの頃に気づけなかった事が見つかる
※「大人の」と連体修飾語があると、ビール工場、夜景スポットなど成人してから楽しめるという意味も入ってきますが、この記事で取り上げるのはインフラ系の社会科見学です。
あなたは自分のまわりのインフラのこと、知っていますか?
「どこから来てどこへ行くのだろう」
最短アクションで電気、水道、ガスをなど私たちは利用する事が出来ます。
インフラ(インフラストラクチャー)が整備されているので、水を汲みにったり、マキを拾って割ったりしないでも生活できます。
道路・鉄道・港湾・ダム・上下水道・インターネット接続(ブロードバンドインターネット接続を含む)など産業基盤の社会資本、および学校・病院・公園・社会福祉施設等の生活関連の社会資本など民間の物理的な改善で構成される
ウィキペディア(Wikipedia)インフラストラクチャー
小学生の頃、「水はどこから来て、どこへ行くのだろう」で浄水場・下水処理場へ行きました。
あなたは自宅の水は何水系から来ているのか、自宅の電気は どの電力会社のどんな発電所から来ているのか知っていますか?
少雨でダムの貯水率が低下した映像がニュースで流れたとき、自宅の水がそのダムから来ているのだと知ったら、ニュースの受止め方は大きく変わりますね。
大人だからこそ社会見学が必要な理由
理由は以下の3つです。解説していきます。
- 普段行かない場所で刺激を受けることができる
- 構造物が作られた背景を知ることができる
- 子どもの頃に気づけなかった事が見つかる
普段行かない場所で刺激を受けることができる
旅行の目的と重なる部分もありますが、非日常を体験することで刺激を受け、日常生活の良い活性化につながります。毎日、毎週、毎月、同じことの繰返しでは、成長が止まり、老化が早まるのはあなたも知っていますよね。
構造物が作られた背景を知ることができる
大人になると多くの経験があります。その経験があるお陰で「なぜこの場所にこの構造物が作られたのか」と背景に気づくことがあります。
子どもの頃に気づけなかった事がある
小学校の頃に尋ねた場所も大人になって再訪問すると、子どもの頃に気づけなかった部分が多くあると知ります。無知を知る事になります。ソクラテスの「無知の知」ですね。
書籍でも同じ体験ができますが、外に出る社会科見学の方が大きい刺激を受けます。
あなたが長年持っているお気に入りの1冊を久しぶりに再読してみてください。同じ内容なのに新たな気づきがあるのは、あなたが成長しているからです。
日常のストレスを非日常で解放しよう!
電子機器の動きが遅くなった時に「メモリを解放」するという解決法があります。
人も同じで日常の仕事・家事のストレスを、非日常を体験することで解放しましょう。非日常を体験する事だけならシンプルに旅行でもいいのですが、旅行に「社会科見学」という調味料が加わる事で「味変」した非日常を体験を狙う事ができます。
ダムではインフラカードの火付け役となったダムカードを配布している施設も多いです。社会科見学のお土産として、ミニパンフレットのダムカードの収集も楽しいですね。
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