2010年代から外資系コンサルタント出身の方々が社長に就任したり、テレビ出演、出版と「元コンサル」というタグの付いた方々のブームが始まりました。名前を挙げると勝間和代さん、南場智子さん、高島宏平さん、 安宅和人さん……
今回紹介する本はいわゆるそんな外資系キャリアが著者の「外資系本」と言われる本です。
戸塚さんがGS(ゴールドマンサックス)、McK(マッキンゼー)、HBS(ハーバード)で学んだ経験をまとめた「世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?」を紹介します。
2013年出版で20万部のベストセラーです。以前、読んだことのある30代~40代、初めて知った20代の方へ。
世界のエリートが大事にする48の基本
GS、McK、HBSに共通する基本は大きく4つのポイントに分けれらます。
- 人との「つながり」を大切にする
- 「自分磨き」を一生継続する
- 「日々の成果出し」に強くこだわる
- 「世界的な視野」をつねに意識する
本書は4つのポイントを48の基本として紹介しています。
48の基本からお気に入り7つをピックアップ
48の基本の中から読んだ後10年経っても私が納得している7つをご紹介します。
- 「すみません」よりも「ありがとう」を伝える
- 読んだら3倍考える、マッキンゼー流読書術
- ネットでカンニングせず、自分の頭で答えを出す
- ゴールドマン流優先順位設定法
- 引き受けた仕事は5分限定ですぐやる
- 会議で発言しないのは「欠席」と同じ
- 会社は「退学」せずに「卒業」する
他にも「なるほど」という基本が載っています。
場合によるなぁと感じた1つの「基本」
あまり同意できなかった「基本」が1つだけありました。初読の時は納得していたのですが、10年経つと自分も変化しているものですね。
- 先輩・上司との飲み会を避けない
著者もいろんな意見があるのを承知の上で、「飲みニケーションは大事」ですよと。
理由はフィードバックがもらえるという事ですが、それは外資系だったからで、日本の若者が飲み会に行きたくない、いわゆる「日本の会社の飲み会」に遭遇していないのではと、感じました。
私は会社の飲み会に参加する方ですが、苦手な飲み会は避けていいですね。場合にもよりますから。ランチなんかで代替できるでしょうか。
まとめ
48の基本のうち、47の基本は〇、1つだけ△、✕は無しという感想です。
学生からでも手に取ってほしい本です。戸塚さんの本は読んでいるうちに推進力をくれる格式高いエリートな文章で読みやすく、背筋が伸びます。
こんな人におすすめ
戸塚さんは、この本を学生、1~3年目の若手、キャリアアップを目指す20代後半~30代のビジネスパースン、若手の教育を担う管理職に役立てば嬉しい、と。彼らの背中を押している本です。
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