「今年のオキナワノコワイハナシの放送日はいつ!?」
と毎年チェックするみなさん、お疲れ様です。
これまでに放送された「オキナワノコワイハナシ」をAmazonプライムで観れる中から紹介します。
みなさんも感じていると思いますが、年によって振れ幅が大きすぎですよね。
「今年は3話ともパロディとか実験要素か」と思えば翌年は「3話とも怖すぎ!なんで?」みたいな。
ライバルの琉球トラウマナイトはストーリーテラーがいますが、オキナワノコワイハナシは存在しないので、没入感がありますね。
今回紹介する「オキナワノコワイハナシ5」は
- 「13回目のクリスマス」(2004)
- 「隙間見(すーみー)」(2008)
- 「ドレス」(2005)
の3本です。ネタバレなしです。
「13回目のクリスマス」
クリスマスイブにショッピングしているミズキとマヤ。ミズキはクリスマスが大嫌いです。
ミズキは携帯を無くしたことに気づきます。最後に使ったのは母との電話でした。内容は年中行事の手伝いで「帰ってこい」という内容でした。
マヤの携帯から自分の携帯に電話をすると、男が出ます。「返してほしいなら近くのエレベーターに乗れ。お前はほんとに可愛いな」
エレベーターに乗ると途中で閉じ込められてしまいます。怯えていると、エレベーター内にいた女の子が「電話に出て」と言います。
目の前には夜の景色が広がっていました。そこのには小学生の男の子、先ほどの女の子は「お兄ちゃん」と駆け寄ります。
一人っ子だと思っていたミズキの記憶ですが、自分には兄がいた事を思い出していきます。
クリスマスが嫌いになった理由がそこにあり……。
【感想】
オキナワノコワイハナシの初期のハートフル系の内容です。「世にも奇妙な物語」をイメージしていただければ。
2004年制作ですからね。懐かしいんですよ。県庁前とかパークアベニューとか。
「隙間見(すーみー)」
映像系専門学校の先生と生徒が「スキハザマ」と呼ばれる森に課題の撮影に行きます。
先生は何かの「視線」を感じ、その先を指さします。すると、青い着物の女が「むやみに指さしたらダメだよ」と言われます。
先生は生徒のひとりだと思いやり過ごします。
翌日、生徒に「映像にヘンなのが映っているから確認してほしい」とお願いされ、確認してみると……。
【感想】
やや、背景が弱く感じましたね。冒頭の同僚先生の表情は全く無関係でした。サスペンスなら冒頭に「犯人っぽい」演出は効きますが。その先生、一切登場せず。
人差し指が無かった女と入れ替わったって事で?考察ありましたらコメントで教えてください。
「ドレス」
新婚のテツオは、仕事帰りにクリーニング店から受け取った衣類に紫色のドレスが紛れ込んでいることに気づきます。
妻のケイは気に入って返すのをためらいますが、翌日返却することになります。
勝手にドレスを着ながらケイが「結婚式でこのドレスを着た人がいた」と言い出します。
テツオはドレスを着たケイを携帯動画で撮影して、友人たちに「このドレスに見覚えが無いか」と一斉送信します。
すると「ケイちゃんの左手が変」という返信があり、動画を見返すと……。
【感想】
みんな大好き「ドレス」です。「幽霊ビル」と並び、怖いと評判ですね。
「勝手に着るな」と突っ込みが多いですが、霊の仕業で着るように仕向けたと考察すると楽しめます。
2005年の作品なので、携帯、ムービーメールなど、懐かしいアイテムが出てきます。スマートフォンが流行るのは5年後ですからね。
「幽霊ビル」と同じく、後日譚まで楽しめます。ドレスの左袖に注目していたのですが、まさかの「一手攻め」ですよ。「うぉ!」ってなります。
幸地尚子さん、内田周作さん、2人ともオキナワノコワイハナシ常連さんですね。
↓続編
↓これまでの全作品の一覧を作成しました。
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