「自己啓発」という言葉もジャンルも知らなかった高校3年の冬、運転免許を取得したばかりの私達は、ドライブ休憩でふらりと書店に入りました。
皆は雑誌・マンガコーナーに直行し、皆の後を追う私の足が平積みの前で止まりました。
ハードカバーを開き、立ち読みを始め、分厚い本で18才の私は竦(すく)んでしまいましたが、背伸びをして読んでいる自分を感じながら、「成長・成功」という本に触れている楽しさもありました。
内容のハードルの高さを感じながら、価格を見るとさらに2段目のハードルが待ち構えていました。高校生には安くない価格でした。
しかし、この日のマジックテープ財布には祖父から貰ったお年玉があったのです。
書籍名は「7つの習慣」
購入後、早速読み進めました。
全く一気に読めなかったのです。分厚い、そもそも内容どころか単語の意味が分からないのです。
「アイデンティティ」って? スマホ以前に、ネット検索というものが社会に定着していない、ドコモのiモードはこの年に始まった時代です。どうやったかというと、辞書を引きながら読んだのです。
読了は半年後でした。私はこの本を常に本棚に置いてあります。完訳、〇〇周年、テーマ別で別冊子など、販売チャネルは様々出ていますが、1999年に出会えてよかった、という本です。
公的な成功の前に私的成功がある
7つの習慣
「私的成功?」18才の私が理解できたのは半年後の事でした。
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自己啓発というカテゴリなら「原因」と「結果」の法則を高校生の私に勧めます。言葉の表現、分量など中学生からでも読める内容です。1999年の私、このブログに気づいてね。
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