普久川(ふんがわ)ダムへのアクセス、データ、ダムカード入手方法、周辺スポットについて紹介します。
この記事では2018年に沖縄北部ダム統合管理事務所から、ダム博士として認定された私が個人的感想を含め解説します。
普久川ダムへ行く予定でルートを知りたい、駐車場があるのか知りたい、見学ポイントを下調べしたい方に最適です。
ダムへのアクセス
所在地は 沖縄県国頭郡(くにがみぐん)国頭村(くにがみそん)
下記を参考にしてください。
駐車場とトイレ
展望台にトイレと駐車場があります。大型車両の駐車場もあります。自動販売機も設置されています。
県道2号線は沖縄の北部で横断する道路なので、この場所を小休止に利用するドライバーもいて、周辺の辺野喜ダム、新川ダムと比べて車は多いです。
ダムデータ
- 所在地 沖縄県国頭郡(くにがみぐん)国頭村(くにがみそん)
- 河川名 安波川水系普久川
- 目的 洪水調整(F)、流水の正常な機能の維持(N)、都市用水(W,I)
- 集水面積 8.9k㎡
- 湛水面積 0.31k㎡
- 型式 重力式コンクリートダム
- ゲート ゲートレス(自然越流方式)
- 堤高 41.5m
- 堤頂長 210.0m
- 総貯水量 305万㎥
- ダム湖名 フンガー湖
- 管理者 内閣府沖縄総合事務局
- 本体着工 1979
- 完成年 1983
ダムカード入手方法
無人ダムなので、ダムカードは普久川ダムで入手できません。
安波ダム管理支所にて普久川ダムの写真か、普久川ダム管理施設入り口に掲示してある「合言葉」を職員に伝えると入手できます。
ダムカードってなに？という方はこちらの記事もどうぞ。
観てほしいポイント
見えるけど会えないアイドルダム
沖縄北部の9ダムで唯一、天端を歩くどころか、ダム堤体にすら近づけないダムです。
注意書きは、普久川ダムですが管理している安波ダムとなっています。
なので、展望台から眺めましょう。ネットが無かった時代の遠くから観たアイドルのように。
ダム巡りでの休憩ポイントに最適
県道2号線(与那安田横断道路)はヤンバルを横断して東西をつなぐ山間道路です。
ヤンバルクイナの飛び出し、対向車線へはみ出し、雨の日のスリップなど注意してください。
↑野生生物のロードキルが多発している、県道2号線。山間部を横断している。
県道2号線沿いに駐車場がありますので、近くの辺野喜ダム、新川ダムと比べ、「ダムに行く」という能動的ではなく「パーキングあるね、あ、なんかダムがある」と受動的に訪れる人が多いです。
まだダムに指向が向いていない人への、きっかけになるような立地のダムともいえます。
訪問する際に気を付けたいイベント
秋に開催されるツール・ド・沖縄はこの道路がコースになっています。レース中は通行止めになりますので、ダム訪問をする際は日程のチェックをおススメいたします。
周辺の国道58号線、県道70号線も交通規制があります、というより本島北部全体がこの日は規制だらけですので、ダム訪問は別の日にしましょう。特に沖縄県外からレンタカーを借りてダム訪問を予定される場合はショックを受けますので、航空券、レンタカー、ホテルなどを予約する前に確認を強くお勧めします。
北部5ダム統合運用
ダム群統合運用の「取水ダム」としての役割をつとめています。簡単に説明すると、普久川ダムは地下で他のダムとつながっているのです。
「えっ！」と不思議に思った方は以下の記事にも遊びにきてください。
周辺スポット
追って追記していきます。
≫ 地球の歩き方JAPAN ダムの歩き方 全国版 初めてのダム旅入門ガイド
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