中間管理職として半年経って感じた必須の職責3つ

中間管理職

名前の通りの経営陣と一般社員の間にいる人

2021年の春、中間管理職になりました。

私が担当するのは現場社員160名、内勤7名の拠点です。状況は尋常ではない多忙さです。

現場社員の勤怠、それを統制する内勤の指導、他拠点との協力、営業課・管理(間接部門)の総務課・経理課との調整、拠点の売上・利益管理、会議への出席など、分掌ではもっとありますが、大きな仕事はこんなところです。

しかし管理職の方はお気づきの様に、これ以外にもありますよね。

上記は社内的なタスクであり、社外的なタスクです。今回は省略します。

半年経って中間管理職に必須な職責を3つ紹介します。

1.経営陣からの指示を社員に落とし込む

会議等での決定事項を拠点に降ろします。その際に伝書鳩にならないように注意が必要です。経営サイドからの指示は主に2つです。

  • 定量目標 決定事項、売上や利益、採用人数、労務費率といった数字でみえるもの
  • 定性目標 社是・社訓、社風、雰囲気などといった数字でみえにくいもの 

こういった会社としての方針を拠点のメンバーに降ろしていきます。プレーヤーで優秀だった人物が管理職で停滞してしまったり悩んだりする理由の多くはこの領域です。

2.現場の状況を経営陣に挙げる

現場レベル、拠点の内勤社員からの意見や拠点の週次、月次、各四半期、などの数字、人員配置などの現状・要望を経営陣に挙げるのも管理職の職責の一つです。

これを疎かにしてしまうと

「あの人に言っても何も変わらない」

と、部下から信用されない上司になってしまいます。

経営陣に挙げるタイミングのコツとしては「驚かさない」という事です。詳しくは別記事にします。

3.現場サイドのトップと経営サイドのボトムの両立

つまり、上から下、下から上という社内伝達を「つなげる」職責が中間管理職です。

「どちらか」ではなく「どちらも」です。片側交互通行ではありません。対面通行なのです。

現場レベルのトップでありながら、経営サイドではボトムにいる。

現場の情報は管理職に収斂(しゅうれん)して情報シャワーを浴びながら、経営サイドに伝えながらも、経営サイドからの指示を現場に降ろし拡散させる。

この仕事を半年続けていろいろ感じたコツのようなもの追加投稿していきます。

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