経営層のボトム、現場層のトップにいる中間管理職は激務です。部下には「従業員」として接し指導しながら、経営層に対しては現場のトップとして報告を上げます。
経営会議の決定事項を現場に降ろすだけ、現場の状況を改善案を出さずに報告だけ、という事を繰り返すと「伝書バト」と言われてしまう。
自分の仕事だけでなく、課の仕事にも責任を負う。長時間労働になり、プライベート、家族を犠牲にしてストレスが増え、心身に不調が起き退職してしまう。
そうならないために、まずは、応急処置をしましょう。
2種類の解決法のうち、応急処置を覚える
- 根本的解決 →全体が関わる事が多い。上司(本部長、部長)の決裁が必要
- 応急処置的解決 →自分だけでできる事が多い。出血箇所を止血する
根本的解決は時間が掛かります。一方、応急処置的解決は原因へのアプローチではないですが、即効性があります。今回はこの応急処置的解決でストレス軽減を目指します。もちろん根本的解決(組織再編制など)を会社で取り組む根本的解決も並行して必要です。
- 読書をする
- ひとりで遠くへ行く
- 転職サイトに登録する
読書をする(文芸書)
読書はストレスを下げます。6分間の読書でストレスの68%を軽減します。ビジネス書、実用書は成果につなげる読書で、仕事に意識が戻ってしまうので、小説などの文芸書をおすすめします。小説の世界で登場人物に没入すると偏桃体の活動が鎮められ、ストレスを低減させることができます。
ひとりで遠くへ行く(日帰り)
プライムビデオなどを観るのもよいですが、行ったことのない非日常な場所、人が少ない俗世から離れた場所へ行きましょう。
必ずひとりで行きましょう。五感をフルに活用するためです。追い込まれていると、涙が流れたり、叫びたくなったりするかもしれません。どうぞ、我慢せずに感情を解放しましょう。
こういう場合、海が定番ですが、沖縄県民はヒマだと海を眺める習慣のある人が多いので、おすすめはダムです。離れた場所で巨大な構造物を見て、非日常を感じましょう。
転職サイトに登録する
今すぐに転職する気が無くても登録した方がいい理由は、ストレスや疲労が限界になると数分の登録すら億劫に感じ、できなくなるためです。
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